仕事で大きなミスをしたとき、人はどうなるのか(私の実体験)

「仕事で取り返しのつかない失敗をしてしまった…」
そんな経験はありませんか?
誰しも仕事でミスをすることはありますが、中には「もう挽回できないかもしれない…」と感じるほどの大きな失敗もあります。私自身、過去に大きなミスを犯し、「このままクビになるのでは…」と絶望したことがありました。
しかし、その経験を通じて学んだことは多く、二度と同じ失敗をしないための対策を身につけることができました。
今回は、私が実際に経験した「取り返しのつかないと思った失敗」と、そのときの心境、そしてそこから学んだ教訓について詳しくお伝えします。
仕事で取り返しのつかないミスをした実体験

私が犯したミスは、社内稟議の決裁を得る前に、高額な製品を発注してしまったことでした。
「お客さんが急いでいるから早く対応しなければ」と焦った結果、確認プロセスを飛ばしてしまい、大きな問題を引き起こしてしまったのです。
このミスが発覚したことで、さらに次のような問題が発生しました。
ミスの内容とその影響
- 上司に事後報告になり、叱責された
- メーカーへ発注した際のメールを誤って上司にも転送し、事後に発覚
- 納品先のお客さんから「発注を少し待ってほしい」と言われた
- すでに発注済みだったため、取り消せるかどうか交渉が必要に
- メーカーへの調整や社内説明でメンタルを消耗
- 「この責任、どうすれば…?」とストレスに押しつぶされそうになった
当時の心境と周囲の反応
お客さんから「発注を保留したい」と言われたときは、生きた心地がしませんでした。
最終的には発注いただけたものの、その間のメーカーとの調整や社内への説明など、精神的にすり減る日々が続きました。
あのときは「とにかくお客さんの希望に間に合わせないと」と考えていましたが、今振り返ると、確認プロセスを軽視した非常に危険な判断だったとゾッとします。。
失敗したときのリアルな心境

仕事で大きなミスをした瞬間、頭が真っ白になり、強烈な不安と恐怖に支配されました。
「もう終わった…」「どうしよう…」
そんな考えが頭の中をぐるぐる巡り、冷静に物事を考える余裕すらありませんでした。
クビになるかもしれないという恐怖
- 失敗が発覚した瞬間、心臓がバクバクと鳴り、「終わった…」と絶望
- 「上司に報告したらどうなる?」「責任を取らされる?」と最悪のシナリオばかりが浮かぶ
関係者に迷惑をかけている申し訳なさ
- すでに発注済みのため、取り消せるのかすら分からず焦る
- 「どうやってリカバリーすればいいのか…」「迷惑をかけた人にどう謝るべきか…」と、ひたすら後悔
精神的に追い詰められ、眠れなくなる日々
- 「辞めたいけど家族がいるしどうしよう…」
- 「このまま消えたら、さらに迷惑をかける…」
- 「もしお客さんがキャンセルしたら、大損害になる…」
このように、仕事での大きな失敗は精神的なダメージが大きく、日常生活にも影響を及ぼします。
特に、冷静に対応すべき場面で、ネガティブな思考が止まらなくなるのが厄介です。
ミスをしたあと、私はどう立ち直ったのか
正直、数週間は何もできませんでした
仕事で取り返しのつかないようなミスをした直後、正直なところ数週間は気落ちした状態が続きました。
頭では「前を向かなきゃ」と思っても、心がついてこない。そんな日々でした。
この期間、私が身をもって感じたのは、無理に気持ちを上げようとしない方がいいということです。モチベーションを上げるとか、前向きに考えようとするのは、ある程度回復してからでいい。焦っても変わりませんから。
だからこそ、気分が沈んでいるときは無理せず、淡々と日々を過ごすことをおすすめします。少しずつですが、確実に心は回復していきます。
気持ちが楽になった理由と、私なりのリカバリー法
少しずつ気持ちが落ち着いてきた頃、自分が「好きなこと」を積極的に取り入れるようにしました。
私の場合、それは晩酌と散歩です。
普段は健康のために晩酌は週2回と決めていたのですが、その時期は毎日飲んでいました。もちろん、やけ酒ではありません。
「今日はちょっと気持ちを緩めよう」と、自分に許可を出すための晩酌です。
注意点としては、気持ちが沈んでいるときにアルコールに逃げるのは逆効果です。楽しめるようになるまで我慢し、あくまで回復のスパイスとして使うのが大事です。
そして、何より「好きなことをしてもいいんだ」と思えるようになったことで、自分を少しずつ取り戻していけました。
今の私はどうなったのか
結論から言うと、私は今も同じ会社で働いています。
ミスをしても、それを真摯に受け止めて向き合えば、周囲はちゃんと見てくれています。厳しいことを言われることもありますが、時間が経てば信頼は戻りますし、むしろ以前より評価されたこともあります。
これは私自身が当時できなかったことでもありますが、やはり大事なのは**「挽回してやる!」という強い気持ち**です。
ミスをしなければ気づけなかったことも、たくさんあります。
「この経験があってよかった」とまでは言えなくても、「これも自分の人生の一部だ」と受け入れることで、前を向けるようになりました。
参考:この失敗を教訓にした「ミスを防ぐ対処法」

この経験を通じて、私は仕事での大きな失敗を未然に防ぐためのルールを意識するようになりました。
仕事の流れを整理し、「感情」に流されない
どんなに仕事の流れを理解していても、焦りや恐れといった感情が判断を狂わせることがあります。
特に危険なのは、次のような心理です。
✅ 「お客さんのために、早く対応しなければ!」
✅ 「上司に怒られたくないから、先に進めよう…」
これらの感情に流されず、冷静に「正しい手順」を守ることが最善の選択につながります。
仕事を始める前に「最悪のケース」を想定する
人はつい「成功するパターン」を前提に考えがちです。
しかし、失敗するパターンを事前に想定しておけば、リスクを回避しやすくなります。
例えば今回のケースでは、次のように考えておけば防げたかもしれません。
❌ 決済前に発注したらどうなる? → 会社の損害につながる
❌ お客さんからストップがかかったら? → メーカーとの調整が難航する
特に、「何とかなるだろう」という楽観的な考えには要注意です。
✅ 「もし◯◯になったらどうする?」と考える習慣をつけることが大切です。
リスクを取る範囲を明確にする
ビジネスでは、リスクを取らなければ成功しない場面もあります。
しかし、そのリスクが「自分でコントロールできる範囲か?」を考えることが重要です。
✅ カバーできるリスクか? → もし問題が起きても、修正可能?
✅ 手に負えないリスクではないか? → 会社や取引先に大きな損害が出る?
「挑戦」と「無謀な決断」は違います。
大きな判断をする前に、一度立ち止まって考えることが大切です。
仕事の「対処ルール」を決める
この経験を活かし、私は仕事の判断基準を明確にするルールを設けるようにしました。
📌 顧客から同じ指摘が3回あったら、直接訪問する
→ メールや電話だけでは誤解が生じるため、直接話して解決する。
📌 期限が守れそうにない場合は、○日前までに関係者へ報告する
→ ギリギリの報告では、対応が間に合わずさらに問題が大きくなる。
📌 案件について、チームの○人以上が反対したら進めない
→ 自分の判断だけでなく、周囲の意見を尊重し、無謀なリスクを避ける。
このようにルールを設けることで、 「感情ではなく、冷静な判断ができる状態」を作ることができます。
まとめ:この体験を通して伝えたいこと
この記事の最後で「ミスを防ぐ方法」についても少し触れましたが、それはあくまでおまけです。
一番伝えたいのは、あなたの失敗はあなた一人のものじゃないということ。
同じように苦しんだ人間がここにいるし、今も働き続けています。
「もうダメだ」と感じたときは、無理に頑張らず、まずは少しだけ、休んでください。
その先に、きっと道は見えてきます。
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