「仕事に行きたくない朝」にこそ、出社してみる。そしてガンガン休む

「仕事、行きたくないな…」
この言葉、あなたの心の中で、何度再生されたでしょうか。週明け、連休明け、あるいはただただ疲れている水曜日。
ベッドの中で天井を見つめながら、「休んでしまおうか、でもやらなきゃいけないことが…」と葛藤するその気持ち。わかります。私も同じでした。いや、今も時々そうです。
毎朝のように心で繰り広げられる綱引き。
「今日は休もうかな」「でもプロジェクトが進んでない」「いや、もう限界かも」「…いやでも、休んだら明日が怖い」
そんなぐるぐる思考の末、あなたは重たい身体を引きずって、今日も出社します。そうでしょう?偉いです。本当に。
「あなたがいなくても会社は回る」って、ウソじゃない。でも、真実でもない。

よく言われますよね。「あなたがいなくても会社は回るんだから、遠慮せずに休めばいいんだよ」って。
あれ、聞こえはいいですけど、だいたい嘘です。いや、嘘というより、半分真実というところでしょうか。
確かにあなたが1日いなくたって、会社という組織は止まりません。誰かが代わりに会議に出たり、タスクが明日に回されたりするだけ。
でも、あなたが手を動かさなかったタスクは、あなたを待っています。誰かが勝手にやっておいてくれる…そんなに都合よくいきませんよね。
そして次の日。休んだことを後悔するくらい忙しい現実が、あなたを待ち受けています。
「なんでこんなにメール溜まってんの!?」「この会議、なんで私が説明しないといけないの!?」って心で叫びながら、倍速で一日が過ぎていく。
私、有給なんて“ないもの”だと思ってました。

数年前まで、私は年間たった3日しか有給を取らなかった年がありました。
もちろん、当時は「年間5日は必ず取りましょう」という義務なんてなかった時代です。
周囲も似たような感じだったし、むしろ休みを取る方が“気まずい”雰囲気がありました。
「有給はあっても、使えないもの」
「どうせ取ったら、仕事が増えるだけ」
「そんなの甘えだろ」
完全にそう思い込んでいました。
でもね、これ、ほんとに間違ってました。
昨年、私は「休みたい時に休む」を実験してみた。
ある時ふと、「これじゃいかん」と思ったんです。
何のための人生だ?何のために働いてる?
仕事のために生きてるんじゃない、生きるために仕事してるんだろ、って。
そこで、昨年度は意識的に休みを入れるようにしました。
何かイベントがある日じゃなくても、気分転換のために“何もしない日”をカレンダーにあえて入れる。
金曜日に取って三連休にしたり、何でもない月曜日に休んで“社会から一歩引く日”をつくってみたり。
もうね、最高です。ほんと。
休みを“楽しむ”ことに、後ろめたさを感じていませんか?

休んだ日なのに、仕事の電話に出ちゃう。
着信が残ってたら気になって、つい掛け直してしまう。
PC開いて、メールチェックまでしてしまう…。
これ、以前の私です。
有給は取った。でも気持ちは仕事から離れられない。
その理由は、「休むことに対する、勝手な後ろめたさ」でした。
誰も咎めていないのに、「申し訳ないな」とか、「なんか悪いことしてる気がするな」とか、勝手に自分で自分を縛っていたんです。
でも、ある時ふと思いました。
「それって自業自得じゃん」と。
だから私は、あえて“ちゃんと休む練習”をしました。
パソコンには触らない。電話も出ない。メールは見ない。
最初は落ち着きませんでしたが、慣れてしまえばこっちのものです。
今では、懇意にしてくださってるお客様からの電話でも、出たとしてもこう言います。
「すみません、今日休みなんです。また明日ご連絡しますね」って。
それで問題が起きたことなんて一度もありません。
むしろ、信頼関係がしっかり築けていれば、みんな「ゆっくり休んでくださいね」って言ってくれます。
やっぱり、そういうのって“人と人”なんですよね。
きちんと誠実に接していれば、ちょっとくらいの“休み”で揺らぐ関係なんて、もともと浅かっただけなんです。
だからこそ私は言いたい。
モチベーションを保ち、長く健やかに働くためにも、しっかり休む。
その方が絶対、仕事のパフォーマンスも上がります。
「会社が嫌で休む」のはやめた。だから、朝どうしても行きたくない日は、行く。

とはいえ、私にも一つだけルールがありました。
それは、「朝、どうしても行きたくないと感じる日は、あえて出社する」ということ。
なぜか?
理由はシンプルです。「会社が嫌で休む」と、その次の日がもっと嫌になるんです。
そして何より、自分の中で「負けた」気がするんですよ。会社というより、気持ちに。
それが嫌だった。プライドです。ちっぽけだけど、大事なやつです。
だから、あえてその朝は出社する。
仕事はいつもよりうまくいかないし、集中力も出ないかもしれないけれど、「行った」という事実だけで、自分にちょっと誇れる気がするんです。
逆に、計画的に休むのは、ガンガンやる。

逆にですね、「何となく来週疲れてそう」「会議が重なっててだるそう」という日は、計画的にどんどん休み入れました。
会議?私が主催じゃなければ、休みます。
チームに迷惑かかる?それ、あなたじゃなくても回せるでしょ?
タスク?前倒ししておけば済む話です。
これがね、やってみるとわかるんですが…
たいしたこと、起きません。ほんとに。
誰かが怒鳴り込んでくるわけでもないし、評価がガタ落ちするわけでもない。
むしろ、「うまく自分をコントロールしてる人」みたいに見られることもあったりして。
もし「何で休むの?」なんて言われたら、笑顔でこう言えばいいんですよ。
「いや、気分転換です。体調は完璧です!」って。
休んだことで文句を言われたら、言い返していい。
そもそも有給休暇は権利です。
なのに、それを使ったことで文句を言われる筋合いなんて、1ミリもありません。
「急に休まれると困る」?
だったら、日頃から誰でも代われる体制づくりをしてください。
「あなたがいないと仕事が進まない」?
だったら、仕事の属人化を解消してください。こっちは義務を果たしてるだけです。
遠慮しないでください。
自分の心と体は、自分しか守れないんです。
最後に:仕事に行きたくない朝こそ、自分に問いかけてみる。
もし明日の朝、「行きたくない」と思ったら、一度問いかけてみてください。
・これは「疲れ」か「甘え」か
・これは「逃げ」か「戦略」か
・休んだ明日、もっと嫌な気持ちになるか、それとも楽になるか
そして、「よし、それでも今日は出社してやるか」と思えたら、それは勝ちです。
逆に、「今日はあえて休んで、明日元気に戻る」という選択ができたなら、それもまた勝ちです。
大事なのは、「自分で選んだ」と思えること。
他人に流されるでもなく、感情に振り回されるでもなく、自分の意志で、出社するか、休むかを決める。
そんな働き方を、私はこれからも続けていきます。
あなたも、無理しすぎず、でも甘えすぎず、ちょうどいいところを探っていきましょう。
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